病は人から


今回の病に関しては本人よりも周囲の方がリアクションが大きく、お見舞いのメールや電話をもらったりすると、ありがたいと同時に正直ちょっと戸惑ったりもしている。


要するに自覚が足りないだけの話なんだけど、自分の体のことはやはり自分が一番わかるような気がして、オレはまだボンジョヴィ、じゃなくてダイジョビだって、根拠のない自信があるのデス。それはもしかしたらとんでもない思い違いで、実は崖っぷちを目隠しして歩いているようなものかもしれないんだけど、実感としてはそんな感じなわけです。


だけど周囲の人に「それって大変じゃん」とか「おいおい大丈夫なのか」と真剣に聞かれたりすると、さすがに母ノンキだねなワタクシも「あれ、もしかしてオレってかなりヤバいのか?」と途端に弱気になり、血圧が20くらい跳ね上がってそれまでなにごともなかった胸がキューと締め付けられたりするわけです。


つまりですね、人って(と言ってもワタクシのことですけど)周囲の言葉に影響されて病人になっていくようなところもあるんじゃないかなということをいいたいわけです。病人であることをもっと自覚すべきか根拠のない自信を信じるべきか、どちらに片寄ってもいけないとは思うけど、しかしこの辺の精神のバランスの取り方が意外と難しいなと思う今日この頃、ワタクシはそれなりに元気で勃起もしています。