打ち合わせと駅のそば

昨日はマックファンの担当編集者、K林クンと津田沼駅前の喫茶店で打ち合わせ。といっても、近況やら松坂の今後をだらだらとしゃべり、「次のネタ大丈夫ですか?」「ま、なんとかなるでしょう」ってな会話を交わして別れる。ひとつ、提案というかお願い事をしたのだけれど、さて、結果はどうなるでしょう…。


普段は電車をまったく利用しない生活を送っているので、たまに駅近くに出向くと、無性に食べたくなるのが、駅の立ち食いそばだ。はるか昔、大学に入学して初めて東京に出てきた頃、バイト帰りに中野駅前で立ち食いそばを喰ったのが始まりだが、最初はおつゆがまっくろでびっくり。生卵をいれてかき回さないと食べられなかったが、次第に味に慣れ、病み付きとなった。


久しぶりに駅近くに出た昨日は、当然、立ち食いそばを食って帰った。コロッケそばを食べようと思ったが、店先の自動食券販売機にそのボタンがなくガッカリ、天ぷらそばで我慢した。ところが、食券を出した後に、店内のメニュー表示をみるとコロッケそばがあったので、さらにがっかり。


津田沼駅下の立ち食いそば屋は、以前に比べるとこぎれいになっており、店員もおばちゃんたちからかなり若いおねーさんたちに変わっていた。それで少し気を取り直したところに、そのおねーさんが「今ならキャンペーン期間中なので、生卵がサービスにつきますが?」と訊いてきた。嬉しいじゃないか、もう関東風の真っ黒なおつゆにも慣れて、駅そばに生卵を入れる習慣はなくなっていたが、ここはひとつ18歳の若き日々を思い出して生卵入りのそばとしよう。


で、喰ったら、生卵と混ざっておつゆが冷めてしまい気持ち悪くてまずかった。

人の嗜好は変わるもんである。