母からの電話

急ぎの締め切りもなかった昨日は、昼間、ずっと自宅の居間でドラマ三昧を決め込んでいたのだが、いつになく電話が多く、何度も中座を強いられ閉口した。その中の1本は、新たな仕事の依頼なのでまぁ文句は言えないが、田舎の母親からの電話にはちょっと参った。

ここのところずっと里帰りをしていない親不孝息子なので、ここはじっくり老母の話を聞いてやろうと構えたのだが、最初は当たり障りのない天気の話なんかだったのが、次第に身内の突っ込んだ話になってきた。本人に悪気はないのだが、なかにはとんでもない発言も飛び出し始めたので、おいおいそういうこと言ってるとダメだよと諫めようとするのだが、どうやら相当耳が遠くなっているようで、こちらの言葉がうまく伝わらない。かといって電話越しに大声で親に注意するのも気が引けるし、まぁ向こうも言っちゃえば発散できるのだろうと思って、結局はうんうんとうなづくことに徹してお茶を濁したけど、はぁ〜なんか疲れたな。