いまはなかなか聴けない かつての愛聴盤

前の前の日記で書いた「火の玉ボーイ」がまさにそうだったわけだけど
他にもまだけっこうある
だけども急には思い出せない
ある日突然、嗚呼あのアルバム(とか曲)を聴きたいなぁ…と思い出すのだ


そのひとつが「十月は黄昏の国」
フォークシンガーの加川良が劇団・東京キッドブラザーズに参加した公演のアルバムで
たぶんCD化はされていない
ずっと前にとあるファンサイトで
CD希望の人が●●人集まったら1枚●●円で…というような話があった気もするが
確かな記憶じゃない
ちなみにこの芝居というかミュージカルの音楽担当は加川良小椋佳
「教訓」と「シクラメンのかほり」の組み合わせだと思うと意外だが
「下宿屋」と「しおさいの詩」だと思えば、少しはしっくりくるようなこないような…
ワタクシは上演当時に生で舞台も見ているのだが
正直、実演の方はあまり記憶にない
でも、その後、購入したこのアルバムは気に入って
けっこう良く聴いていたのだ


それにしてもLPしかないとなるとやっかいだ
中古レコード店やオークションで入手しても(実際、オークションにブツは出ている)
かけるプレーヤーがうちにはもうない
USB接続でレコードをデジタル化できるプレーヤなんてものが
世の中にはあるらしいが(ただしウインドウズのみ対応みたい)
数枚のレコードのデジタル化のために、●万円払うのも気が引ける
第一、入手したLPが増えてきたら
ただでさえ極狭なわが部屋では即置き場所に困る
困るからといって捨てるのはなんだし、売るのは面倒だ
だから ひたすら奇跡のCD化を待つのみなのだ


そんな奇跡が起こることを祈りつつ
YouTubeで見つけた小さな奇跡のかけらがこれだ
加川良「失われた夏」(十月は黄昏の国より)


ついでにこいつも貼っとこう