行き着くところは

amazonプライムビデオのオリジナル番組、松本人志の「ドキュメンタル」を早朝から見る。今朝見たのは最新話で、シーズン3の第3話。シーズン3はここまではまずまず面白い。シーズン1、2が面白さとつまらなさ(不満&イライラ)が相半ばするイマイチな出来だったので、正直 、シーズン3には期待薄だったが、意外な顔ぶれを揃えたのが功を奏した感じ。中でも全くのノーマークだったオードリー春日の活躍が目立っている。

 

春日の武器はウケの強さにある。どんなイジられ方をされても、どんな逆境にあっても、平然とウケることができる強さは他に類をみない(何も返せないとも言えるが)。一方、これまではドキュメンタリー色の濃いバラエティ番組で、奥地で部族と触れ合ったり、ストイックにスポーツに挑戦したりとかして、その無類の強さを発揮し、視聴者を驚かせ引きつけてきた。それが今回は笑いにつながっている。

 

笑わせる(攻めの)笑いではなく笑われる(ウケの)笑いではあるけれど、「ドキュメンタル」はとにかく笑わせたもの勝ちだからね。今回はドキュメンタリーの側面を持つ「ドキュメンタル」だからこそ、春日の持ち味が生きているわけだが、問題は、それが異常な皮かむり(らしい)彼のチ●ポがネタだということである。他の芸人たちから文字通りチ●ポをイジられまくって、見事に返り討ちにした春日の晴れ姿は、地上波では絶対に日の目を見ることはない。残念と言えば残念である。だけどほんとにオモロイんだヨネ。

 

それにしても名うてのお笑い芸人が、笑いを競うこの『ドキュメンタル」で、これまでで一番面白かったのが、チ●ポからカレーライスのフィギュアを出すチン芸とは。お笑いの行き着くところは結局下ネタなのか…。